作って楽しい、オーブン粘土陶芸!!
本日もDream Treeのブログをご覧いただき、ありがとうございます!
本日は全4回にわたって実施した「オーブン粘土陶芸」の大詰めでしたので、それをご紹介いたします!
この「オーブン粘土陶芸」とは、その名の通り専用の「粘土」を使った陶芸です。
オーブンで熱を加えることで、さまざまな作品を作ることができますので、ぜひ興味のある方はご自宅でもやってみてください!
ゲームなどで「物を作る」経験をしていても、実際に手を使って感触を確かめながら「物を作った」ことがない子どもたちも多いので、
今回は体験を通じて「ものづくりの楽しさ」を感じてもらえれば嬉しく思います。
この企画は初日、まず「設計」するところからはじまります。
「皿を作る」というテーマで、どんな皿を作るか構想を膨らませ、それを白い紙に描きだしてみました。
「葉っぱの形をした皿」「キャラクターの絵皿」などなど。さまざまな「アイデア」が並びます。
そして第2回では、いよいよ粘土を手に成形していきます。
適度な弾力を引き出すのが難しく、強く力を入れて何回も練ったり、水でぬらしたりしながら、徐々に形づくっていきます。
そして、ユニークな形の皿になってきました。
この後は「乾燥」の段階に入りますが、上質な皿に仕上げるには、この「乾燥」の段階が鍵を握っているといってもよいでしょう。
乾燥をさせずに熱を加えてしまうと、水分が一気に抜けてしまうため、固まった粘土が割れてしまうことがあります。
しかし数日乾燥させることで、徐々に水分が抜けていくため、粘土同士が固まりながら馴染み、ひびなどが入りにくくなります。
また、乾燥させることで、粘土の色も「少し薄く」なります。さあ、乾いたら、待ちに待ったコーティング作業です!
真剣なまなざしの子どもたち。
素敵なお皿ができました!これを再度焼いて、正式に出来上がりです。
途中、「うまくできなかった・・・」と落胆する子どもたちもいましたが、
思うような形状にならなくてもあきらめずに最後までつくり続けた生徒、諦めても次回別の作品に切り替えて作り始めた生徒、コーティングをするなど自分ができることで頑張ろうとする生徒など、「さまざまな努力」が見られたことが、大変良い結果のように思います。