自分たちで自分たちの約束事を決めてみよう!!
海の日を含む3連休がやってきました(^^♪
皆さんはどんな週末を過ごしますか?よい週末になりますようにヽ(´ー`)ノ
さて、今日は生徒さんたちと深~い「話し合いの場」でディスカッションしました!
そもそもDream Treeでは、これまで4つの決まりごとを設けてきました。
1:しっかり挨拶をしよう
2:朝ノートにその日の計画を立て、帰りに振り返りをしよう
3:皆で活動する時は、広い部屋かハンモックの部屋を利用しよう
4:10時から11時までの間に、最低15分は「朝勉」をしよう
オープンから3か月が経ち、子どもたちにとってよりよい「2nd Place」となるためには、何が必要か?を考えたときに、ルールは果たしてこれでよいのか?という疑問が生まれました。
もちろん、フリースクールにルールは必要なのか!?という見方もあります。子どもが楽しく過ごせる居場所としての機能も強いフリースクール。あれもダメ、これもダメと束縛してしまうことは本質的ではありません。
しかし、子どもたちにとって長期的なことを考えると、20歳、30歳、40歳になった時、決まりごとのない場面ばかりではありません。もちろん、ルールに縛られない生き方もありますが、仲間とお互いに楽しく協調していく上では、最低限のルールは必要になります。
そこで今回は、そもそも「ルールって何ぞや!?」「自由って何じゃいな!?」といった切り口から、皆で決まりごとを考える場をつくりました!!
子どもたちには、ワーク形式で「世の中にある、してはいけない決まり」を挙げてもらいました。
犯罪になること、普段お家で言われていることなど、いろいろな種類の「決まり」を挙げてくれました。
【人を殺すこと、物を盗むこと、食事を残すこと、戦争を起こすこと、他人に流されること、車で暴走すること、門限を破ること、赤信号を渡ること、飲酒運転をすること、未成年がお酒を飲んだり煙草を吸ったりすること、不法侵入すること、物を壊すこと、薬物を使うこと、警察の仕事を邪魔すること、痴漢すること、名誉棄損すること、子供をほったらかすこと、オレオレ詐欺をすること、恐喝すること、好き嫌いすること】
次に、なぜ世の中にはルールがあるのかについて考えました。子供たちからは、このような意見が挙がりました。
・ハチャメチャになってしまうから
・争いが起こってしまうから
・怪我をしてしまうから
・先生が怒ってしまうから
中には、「ルールは大人が子供を支配したいという表れではないか」「ルールは若者を苦しめるものではないか」という意見もありました。
少し趣向を変えて、Dream Treeで生活してきた中で「楽しいな!!」と感じたことを挙げてもらいました。
・パフェ作り
・勉強
・農業
・カレー作り
・休憩
・人狼ゲーム
皆それぞれに楽しい経験がありましたねo(*^▽^*)o
もっと周りのメンバーが楽しく、気持ちよく過ごすためにはどんなことが必要かを考えてもらいました。
結果、「みんなで遊ぶ時には、スマホを横に置き、みんなとの遊びに集中する!!」ということが決まりました。
決まりごとは、自分たちで考えることで、そこに想いが生まれ「自分事」になります。
決まり事=自分事になった時、気持ちの浮き沈みがあるかもしれません。しかし、少しやってみて、意味がなくなったり意図したことと違うことになったりすれば、変えればよいのです。
大切なことは、自分たちで自分たちのルールを決められる「仲間たちとの自主的なコミュニティ」です。このことに自信を持って、これからも歩んでいきましょう!!