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私たちが大切にしていること

1やわらかいまなざしに包まれるコミュニティの実現

皆さんもご存じのとおり、いま日本社会は少子高齢化に突入し、労働生産年齢人口も減少し始めています。そんななか、社会の宝であるはずの子どもたちの不登校は増加傾向にありながら、その対策について妙手を見出せない状況にあります。学校への復帰という考え方、また学校以外の学びの場や居場所づくり、どちらにも理があると思います。状況はこれだけでなく、複雑に絡み合っています。子どもが不登校になり、お母さんが離職しなければならないという状況も生まれているかもしれません。経済的に困窮するご家庭があるかもしれません。
日本の社会ではマイノリティという認識が根強いのか、政治も行政も踏み込んだ支援策を打ち出していません。
私たちは、こうした社会課題の解決に向けて、子どもたちのみならず、お父さんやお母さんもそれぞれの人生を生き抜く、豊かにするお手伝いができないかと考えています。ノイズィマイノリティになるのではなく、やわらかいまなざしが注がれるよう、寛容さをもったコミュニティを築いていきたいと思います。FGLab.が属すEducarealize Groupが目指す実現したい社会像「やわらかいまなざしに包まれるコミュニティ」へとつながるものと考えています。

2「通いたい」と感じられるフリースクールの実現―「遊び」から「学びの保障へ」―

私たちDream Treeでは、お子さんが「通いたい」と感じられるプログラムを準備していきたいと考えています。
「通いたい」と感じられる要素は、個別に異なるはずです。ゲームかもしれません。友達や周囲の大人とたわむれることかもしれません。同時に家から出たくないという理由も個別に異なり、その気持ちは決して否定されるものではないと思います。学習を苦手と考えているのかもしれません。今は通いたいと感じられる要素を思いつけないかもしれません。学校に行くことができない自分を内面で責めているかもしれません。子どもたちは、いまの自分が置かれている状況を苦悩と感じているかもしれません。
あの偉大な音楽家ベートーヴェンは、「苦悩を突き抜けて歓喜に至れ」という言葉を残しています。「突き抜ける」場がDream Treeなのです。

【Why】

「突き抜ける」ために先ずは、家から外の世界に出てみなければ始まりません。家に引きこもるのではなく、引きこもる場をDream Treeに変えてみるということです。Dream Treeはエネルギーを蓄える場所を目指しているからです。

【What】
1「信頼」と「対話」

そのためには、子どもたちにとって「信頼できる大人」でありたいと思います。子どもの今の気持ちや感じていることを受けとめられる大人です。
そのうえで、やはり「対話」の機会を創り出すことだと考えています。そこに送迎サービスの意味があります。連れてきてもらうのではなく、こちらが出向いて「○○ちゃん」と呼びかけるところからスタートさせたいと思います。

2学習よりもまず「遊び」、そして「体験」を。その先に学びの“リ・スタート”がある

これまでの実践的ケースを簡単にご紹介します。

  • 不登校のお子さんが、幼稚園で実習的な体験を積み、自分自身の目標ができ、学びへの意欲が生まれています。
  • 障がい者施設で、DIYや介護のボランティア対験を通して、荒れた心を癒し、社会に出てから働くということがどのようなことなのかに気づいていくお子さんいます。
  • 日本人のみならず様々な国の大人と対話することによって、少しずつ自分自身の生き方を考えるようになっているケースが見られています。

このように、学びから逃避したとしても、自分の興味や関心に応じた機会がマッチングすると、生活リズムが少しずつ整えられ、興味や関心の領域との連続性や関係性に気づき、学びが“リ・スタート”されるのです。私たちDream Treeが属するエデュケアライズグループがもつ、すべての資源を活用して、子どもたちの「学び」を取り戻します。幼稚園や保育園、障がい者支援施設のほか、農場やDIYの現場、里山などの現場で「遊び」と「体験」。そこで「感じるコト」を大切にしながら学びなおしへとつなげていきます。

3スモールステップで学びを取り戻す

Dream Treeでは、学びなおしも支援していきます。

  • 苦手を少しでも克服できるよう、そして「感じたコト」を表現するために基礎学習を徹底的にサポートしていきます。
  • 不登校やひきこもりのお子さんにとって「感じるコト」はとても大事な要素です。上手に自分の気持ちや相手の気持ちを感じるコトができるよう、お子さんに合った体験活動を組み立てていきます。
  • 必要に応じて、朝の時間を活用した「朝塾」、もっと知りたいをサポートする「もっと塾」のプログラムもご用意しています。

 

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