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「ホタルの集い」への出店を通じて②

[2023.05.31]

Dream Treeのブログをご覧いただきありがとうございます!

 

最近は動画が生活の中で身近なものになっていますね!料理や英語、さまざまなことがお手軽に学べます。

 

しかし、動画で学べることがすべてではありません。今回は、イベント出店を通じた生きた学びのご報告です!(前回の続きです)

 

グループ全体のイベント「ホタルの集い」で、ミニフラワーアレンジメント体験を出店する準備を進めていました。

 

さて、いよいよその当日がやってきました。晴れて気温の高い日ですので、皆さん、こまめに水分補給をしましょう!

 

当日は午前中から準備をはじめ、生徒さんたちも14時半頃には到着しました。いよいよ15時に遊戯ブース(出店)がスタートします。

 

 

さて15時になり、子供たちが遊戯ブースに来てくれました。出だしは順調・・・かと思いきや、全く売れません。まさに閑古鳥状態・・・。ほかのブースにはある程度長い列ができるなか、フラワーアレンジメントのブースだけ、閑散としています。

 

これじゃアカンと思った先生と生徒さん。「本日の主役」のタスキ、王冠、HAPPY BIRTHDAYのサングラスをかけて、外を歩きはじめます。「ちょっと恥ずかしいけど(笑)がんばるしかない!」「山を歩きながら案内してきた!」など、お客さんに来ていただけるよう、工夫を凝らし始めました。しかし決して容易なことではありません。

 

しかし頑張った甲斐があってか、親子でお客さんが来てくれました。実際に体験したお友達からは「綺麗に作れた!」「お花づくり面白い!」などと多くの感想をいただきました。また、喜んで作っているお客さんの様子を見て、別のお客さんが来てくれました。結果として、39名の方にフラワーアレンジメントを体験いただきました。

 

 

体験中には、お店の窓口もお花の準備やお金の計算も生徒さんがやってくれました。

 

なるほど、「何としても売ろう」としても売れない時、「何としてもお客さんに楽しんでもらおう」と少し発想を変えることで、お客さんが増えるということを実感できたようです。

 

そして翌週にはしっかりと「振り返り」を行いました。いくら売れて、材料にいくら使い、利益がいくらだったかを振り返りました。「原価って、安いと思っていたけど、結構かかっていたんだね」「1個を300円で売る(単価)か、50個近く売る(数量)かで、売上が変わるね」などの声がありました。

 

また、お客さんが増えるように呼び掛けに行ってくれた生徒さん(=営業)、お金の管理をしてくれた生徒さん(=経理)、窓口でお客さんの対応をしてくれた生徒さん(=販売)、看板づくりや販売個数などを検討してくれた生徒さん(=企画)と、それぞれがチームで大切な役割を果たしながら進めてくれました。一人ひとりが主人公意識をもって取り組んでくれていることに、生徒さんの「変化」と「成長」を強く感じました。

 

ある種の起業体験のような今回の企画。出店を通じて、お金の大切さと会社の仕組みについても学ぶことができました。

 

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