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里山の大自然と食に触れる!

[2023.07.19]

今日は午前中雨予報でしたが、何とか晴れてくれてよかったです(^^)

 

暑すぎず、かつ天候も悪くない時間帯に、里山で農業体験を行いました(^O^)

 

 

今回は麦の収穫体験を行いました。

 

麦はさまざまな形態に加工されて食卓に登場するように、収穫後もいくつかの作業があります。

 

まずは「脱穀」で、固い皮を剥くことで、米粒のような中身が出てきます。

 

これが何に変身するかを考えて意見を出し合い、小麦粉、うどん、そうめん、お菓子などが挙がりました。

 

子どもたちは、加工品に触れる機会は多いですが、麦そのものの姿を見たのは初めての子も多く、新鮮な様子でした。

 

収穫自体は、麦が垂れている方向と反対側に曲げることで、比較的簡単に折って収穫できます。

 

「思っていた以上に美味しい!」「食べてみたらパンみたいな味がする!」といった声が聞こえました。

 

 

麦をスムーズに収穫できたので、その後は里山を散歩して植物を見ながら、自然に関する理解を深めました。

 

まずは日陰によく咲いているドクダミ。独特の香りを連想する人も多いですが、便秘に効く薬として活用されています。

 

ドクダミは天ぷらにすると美味しいようです。独特の香りは熱を加えることで消えるのでご安心を。今度食べてみたいですね。

 

 

次にオオバ。オオバは青じその葉のことを指します。その場でも食べさせていただきました。

 

「お刺身の横についているやつだ!」という声も。毒消し効果もあり、なじみ深い植物ですね。

 

 

そして、ところどころに青色の花が見られる、朝露の花。

 

こちらも料理に使うことができ、湯掻いてマヨネーズなどをかけると美味しいです。

 

近くにはバッタやトカゲもいて、「虫が可愛い!」という生徒さんも。

 

 

そしてこちらの、アカメカシワ。

 

アカメという名前の通り、赤色で美味しい植物です。

 

実際に栄養たっぷり?なようで、葉には蟻が沢山くっついていました。

 

 

最後に、高級食材として知られるタラの芽。天ぷらとして楽しまれています。

 

葉に棘があることが特徴でした。

 

 

帰りがけに、里山にやってきた3頭のヤギさんにご挨拶を!

 

 

サツキ、メイ、カンタという名前がついていて、トトロの世界観を連想できますね。

 

「メヘェェェ…」と可愛い声を出し、生徒たちもメロメロ(♥ω♥*)

 

子どもが来たからか、ヤギさんも怖がらずに興味津々な様子でした。

 

熱中症対策で、今回は早めに切り上げ、石の家に戻りました。

 

「疲れたけど楽しかった!」「ヤギが可愛かった!」など、さまざまな感想を聞くことができました。

 

麦は身近な分、収穫の工程を体験したことがない生徒さんが多かったため、とてもよい刺激になったようでした。

 

もう少し里山散歩をしたい生徒さんもいましたが、次の機会にまた行きましょう!

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