キネマの天地を目指す!?映画製作
今週、エデュケアライズグループに、オーストリアから映画製作のプロが4人やってきてくれました!
ドイツ語と英語を話せるそうです!スゴイ・・・
本日はDream Treeで、初めて触れるという生徒さんも多い、オールイングリッシュの授業をしてくれました!
何か留学した気分になりますね。不安…?安心してください!土谷先生が頑張って同時通訳しますので!
映画が好きという生徒さんも多いと思います。しかし、製作というとイメージが湧く人はそう多くありません。
一つの映画を作るのに、非常にたくさんのスタッフが携わっています。大きく「アート」か「テクニシャン」に分かれますが、脚本家、演出家、ディレクター、カメラマンなど、沢山の役割があるようです。
さらに、日本語では「三幕構成」などと呼ばれますが、映画の脚本は3つの部分に分かれています。はじめのパートは、主人公がどういう人なのか、場面はどのような世界なのかを表します。その後に、感情の対立、困難への挑戦などのパートがあり、最後にエンディング(グッドエンド・バッドエンドの両方がある)に向かってクロージングしていきます。
生徒さんはみな、興味深い様子で、真剣な眼差しで講義を聞いていました。
そして、イメージを形にする際に、4コマ漫画がイメージしやすいですが、シーンを「絵で表す」ということをします。
たとえば、
①手に「助けてください、無人島にいます」と書かれた紙と瓶を持っている絵
②人が瓶を海に投げる絵
③瓶が海を流れている絵
④船が瓶の近くを通り過ぎる絵
⑤船長が紙を読んでいる絵
⑥手に「助けてください、無人島にいます」と書かれた、水でくしゃくしゃになった紙を持っている絵
この6つは連続するシーンを表しています。
また、①と⑥は似た光景で、②~⑤をはさんでいるようにも見えます。
生徒さんには、この①の前と⑥の後のストーリーを考えてもらうワークをしました。
逆に「なんでもよい!」というのは難しいですね。ないものを創り出すというのは、非常にエネルギーを使いますが、面白いものです!
自然と笑顔や笑い声が聞こえました。
後半は皆で「撮り方」を学びましたが、これもまた奥が深い!
そのシーンをアップで撮るのか、カメラを引いてとるのか。昼間なのか夜なのか。晴れなのか雨なのか。
こうした細かい「場面設定」も大変重要になります。
場面設定を学び、皆で庭に出てショートムービーを撮影。
「女王様に一人ずつ物を献上していき、これがよいなと選ばれた者は喜び、それ以外の者は悲しむ」という、何とも独創的なストーリー。
生徒さん同士の対談から生まれた面白いショートムービーでした!