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キネマの天地を目指す!?映画製作

[2023.08.04]

今週、エデュケアライズグループに、オーストリアから映画製作のプロが4人やってきてくれました!

 

ドイツ語と英語を話せるそうです!スゴイ・・・

 

本日はDream Treeで、初めて触れるという生徒さんも多い、オールイングリッシュの授業をしてくれました!

 

何か留学した気分になりますね。不安…?安心してください!土谷先生が頑張って同時通訳しますので!

 

映画が好きという生徒さんも多いと思います。しかし、製作というとイメージが湧く人はそう多くありません。

 

一つの映画を作るのに、非常にたくさんのスタッフが携わっています。大きく「アート」か「テクニシャン」に分かれますが、脚本家、演出家、ディレクター、カメラマンなど、沢山の役割があるようです。

 

さらに、日本語では「三幕構成」などと呼ばれますが、映画の脚本は3つの部分に分かれています。はじめのパートは、主人公がどういう人なのか、場面はどのような世界なのかを表します。その後に、感情の対立、困難への挑戦などのパートがあり、最後にエンディング(グッドエンド・バッドエンドの両方がある)に向かってクロージングしていきます。

 

生徒さんはみな、興味深い様子で、真剣な眼差しで講義を聞いていました。

 

そして、イメージを形にする際に、4コマ漫画がイメージしやすいですが、シーンを「絵で表す」ということをします。

 

たとえば、

①手に「助けてください、無人島にいます」と書かれた紙と瓶を持っている絵

②人が瓶を海に投げる絵

③瓶が海を流れている絵

④船が瓶の近くを通り過ぎる絵

⑤船長が紙を読んでいる絵

⑥手に「助けてください、無人島にいます」と書かれた、水でくしゃくしゃになった紙を持っている絵

この6つは連続するシーンを表しています。

また、①と⑥は似た光景で、②~⑤をはさんでいるようにも見えます。

 

生徒さんには、この①の前と⑥の後のストーリーを考えてもらうワークをしました。

 

逆に「なんでもよい!」というのは難しいですね。ないものを創り出すというのは、非常にエネルギーを使いますが、面白いものです!

 

自然と笑顔や笑い声が聞こえました。

 

後半は皆で「撮り方」を学びましたが、これもまた奥が深い!

 

そのシーンをアップで撮るのか、カメラを引いてとるのか。昼間なのか夜なのか。晴れなのか雨なのか。

 

こうした細かい「場面設定」も大変重要になります。

 

場面設定を学び、皆で庭に出てショートムービーを撮影。

 

「女王様に一人ずつ物を献上していき、これがよいなと選ばれた者は喜び、それ以外の者は悲しむ」という、何とも独創的なストーリー。

 

生徒さん同士の対談から生まれた面白いショートムービーでした!

 

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